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橘塗装today016 N様邸 壁面亀裂部分補修

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2018.02.26

こんばんは、

大手住宅メーカーの建物です。

西面のみに現れる亀裂があるので酷い箇所を部分補修しました。

予算の関係もあり一番激しいところの部分補修に絞っての工事となります。

亀裂補修 施工前

写真だと微妙に見えるアイボリーの壁の縦線が亀裂です。

接写↓

亀裂接写

外壁材の板間の接手が西日による伸縮が大きいために耐えれなかったのかなと推測。

まずはもう浮いてしまっている塗膜を除去します↓

場所によっては結構浮いてました。

ここでちょっと驚いたのですが、この緑色が外壁材なんですが、コンパネにグラスファイバーを入れていない不飽和ポリエステルを塗装してあるものでして、要はFRPのファイバー抜きの表面処理です。

突き付けて釘で固定した板にポリ処理しているのかなと思いますが、ほぼ打ち抜き。

固定できておらずそれが亀裂の大きい原因かと思います。

ほかの部分も板間はすべて亀裂が入っていますがここのように断裂までは至っていませんでした。

ここでお施主様には原因の推測と構造の説明、問題点などをお話ししました。

特に驚いたのは有数の住宅メーカー製ですので、突き付け部分を弾性パテとかでファイバーテープ入れて埋めるくらいはしてあると思ったら、まさかのマスキングテープで目隠しして上に複層仕上げしてあるという仕上げでした。

この物件だけなのか、そういう仕様なのか、時代的なものなのか、または塗装店の独断か・・・。

浮き塗膜(死膜)を撤去し、プライマーを塗布後シーリングし、本日の作業を終了しました。

 

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