橘塗装today044 森町N様邸 養生・錆止め
2018.04.17
しばらく更新が途絶えてしまいました。
もちろん、いろいろと仕事はしていたのですが・・。
リアルタイムブログとホームページブログの両方ですと、撮影端末が2つでして。
うおりゃーと仕事しているときには夢中になりすぎて撮影を忘れて帰り際に、
しまった・・・・。
と気づくわけで・・・。
さて、本日は養生と鉄部の錆止めです。
錆が出ている部分は少ないですが、上塗りの密着が10年後に結構差が出るのでしっかりと下塗りとしても塗装します。
これは10年前の物件を錆止め無しで実験しているわけではありません。
塗替え2度目などのお宅で現地調査時に、はがれた塗膜断面を確認すると、上塗りだけ塗装されてしまっている物件は、花が咲いたような剥離が顕著です。
また逆に錆止めがしっかりと塗装されている物件については比較的少ない印象という経験の元の推測です。
これ、よく考えてくださいね。
結構、微妙なお話の部分です。
お客様が錆止め無しを了承している、または値切って同意のもと工程を圧縮しているなら話は別ですが、
見積書に錆止め記載があって塗装されていないお宅って結構あるんですよね。
塗れば分かりませんから。
また、家半分は錆止め有で、半分は錆止め無しなんて施工はしませんから比較のしようもなく、
結構早くめくれたねーぐらいしか感じることはできません。
むしろ、それすら気が付かないかもしれません。
そもそも、錆止めの説明なんか受けないですよね。
ケミカルに詳しいわけではありませんが当店は錆止めなどの下塗りの必要性をお話しするようにしています。
でも、お客様は高確率で忘れます。
なぜなら、そこが重要だということを知らないからです。
上塗りは当然保護の重要な役割を担っていくのですが、下地をしっかりと作った上で性能が十分発揮されるわけで、工程を見えないからと省けば、つまり適切な下地処理を行わずに塗装すれば外観は施工当初はあまり変わりませんが、年数を経ると両者を比較すれば劣化の差は開いていきます。
決して安い工事とは思いませんので、表面だけでなく下地にも関心を是非持っていただきたいです。
価格競争で妙に安い業者のからくりに気が付いていただけるよう、お客様も知識をつけていただき、当店もご縁がある方には発信していきたいと思っています。
いつも言わせていただいていますが、当店はちっさいお店ですし、ネームバリューはありません。
ただ、過剰な広告・宣伝にて刷り込みの安心感を与えるのではなく、大きな会社だからとかではなく、
計画、説明、施工、報告等を交えながらご縁のあるお客様により良いサービスをお届けしていくことを信条に経営しております。
もっと知識のある方からはお叱りを受けることはあるかもしれませんし、努力の結果何かしらの不具合があるかもしれません。
そのために日々考えて行動し、ひょっこりと訪問したりして状態を確認させていただいたりしています。
当店に興味を持たれましたらお気軽にご連絡ください。
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