橘塗装today006 シーリング工事修行中
2018.02.02
こんばんは。
塗替え工事を長い年月やらせていただいていますと塗り替え2回目・3回目なんていうお客様もいらっしゃるわけですが、工事を請け負って、シーリングの打ち替えをやろうとすると、
あれ!?前の塗替えでシーリングが撤去なしで増し打ち!?
なんてことはめちゃくちゃ多いわけで・・・。
お客さんは丁寧だったよとおっしゃるわけですが、シーリングは厚みが大事で、まるで皮のように薄っすらと扱かれたシーリングは傷口に絆創膏を貼ったような状態であり、傷が見えないだけなんです。
そのような場合、おそらくボンドブレーカーやバックアップ材などの処置は当然無いですし、もしかしたらプライマーすら省いているかもしれません。
サイディング外壁ではシーリングの断裂は致命傷です。最後には表面しか見えませんがとっても重要なんですよね。
橘塗装は長持ちする塗装やリフォームを提案するのが基本方針です。
シーリング工事が必要で、その工事を行う場合は増し打ちではなく、できる限り打ち替えをお勧めしています。
撤去し、ボンドブレーカーやバックアップ材で2面接着化し、しっかりとプライマーを塗るというごく普通であるはずのことをしっかりと施工します。
相応の費用はいただきますが、それに相応しい工事を行います。
当店のように個人の塗装店でシーリング材の撹拌機や吸い込み式のシーリングガンを持っている事って意外と少ないんです。
持っているから良いというわけではありませんが、重要視しているからこそ機材にも投資し、施工の選択肢の幅を広げてバランスの良い工法をお客様に提供できるよう準備しています。
と言う訳で、現在もその方針でシーリング工事もしていますが、さらに技術を向上させるために修行に出ています。
技術や効率が上がれば、より良く、より早く工事ができますし、効率がとてつもなく良くなれば価格という形で還元できるかもしれません。
・・・長くなりましたが、シーリング上手くなるために頑張ります!!ということですー。
均す前の打設状況の写真↓
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