橘塗装today029 森町Y様 塀 物置塗装
2018.03.26
本日の作業は物置の屋根がセッパン屋根ですので、電動工具にてケレンの作業を行います。
錆の発生は、固定ボルトや末端のアングル等が主で、セッパン自体は発錆はほぼ無かったものの、チョーキングを通り越して塗料が消失している状況でした。
亜鉛メッキ層が露出しているという状況なわけですが、ボルトからのもらい錆などはあまりなく、亜鉛メッキ特有の白い錆もない状況というのは幸いです。
今回の塗装で保護層を構築すれば基材の強度は十分確保でき、今後も長く使えると思います。
ここから作業開始です。
電動工具でケレンしていきます。
固定ボルトケレン前↓
錆の完全除去はなかなか困難です。今回はこのレベルのケレンとしました↓
ちなみにこれは自作工具にてケレンしています。
どのような構造の物か㊙です(笑)
というのも橘塗装は効率を上げて品質を落とさないための工夫を常に考察しています。
一般的な塗替えよりも長く持ち、且つ価格は一般的なものを目指しているからです。
余談ですが、この思考は自分の中では作業の工場化というような発想です。
作業を分解して、単純化し効率を上げられる箇所とそうでない箇所を分けたり、作業手順を組み立て直したり、技術や工具の応用、柔軟に考えていくこと意識して繰り返しています。
当然、トライ&エラーですので、時にはトライ中に時間のロスも発生したり、効率を上げた作業をさらなるトライで効率が落ちるということもありますが、結果として少しずつ向上していっていると思います。
そして、ケレンが完了しました↓
亜鉛メッキが擦られてキラキラですね。
また、セッパンの谷もアタッチメントを変更して電動工具にてケレンしています。
既存塗膜の大部分が除去され、足付けもばっちりな状況となりました。
お問い合わせはこちらから。
過去記事やリアルタイム版は こちら