橘塗装today049 森町N様邸 破風 樋
職人ブログ
2018.04.23
本日の作業は破風の脆弱膜除去・下塗り 樋の足付けです。
破風板ですが、末端ホームベース状のところだけ非常に劣化が激しくお客様も気にしてらっしゃっいました。
足場を組む前の調査では、水切れの問題で末部が劣化が他より進行していると考えていました。
しかしなんと素材がケイカル板を2枚重ねているという構造でした。
ケイカル板は天井によく使用される軽くて耐久力のそこそこある素材です。
しかしながら吸水性が非常に高く、直接雨水の掛かるようなところに施工するような素材ではございません。
それが、なんと家の中でも屋根に次ぐ雨水の当たる箇所に施工されていました。
そのような素材ですので、おそらく表面がクレーターのようになっているのは、塗膜が内部からの結露に押され、割れや膨れを経て劣化が進んだのだろうなと思います。
まずはペラペラと死膜となっているものを除去し、
高含侵型の強化プライマーを3回ほど塗装しました。
その他の部分はこの下塗りは1度です。
また樋は密着工場のため特殊な繊維で出来たスポンジ状の道具で細かい傷をつけたりしました。
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