橘塗装today047 アフターケア 天井の鳴り
職人ブログ
2018.04.20
本日は以前内装を塗装させていただいたお宅の天井の鳴りの改善のために訪問させていただきました。
雨が降って数時間たつと天井の方から
パキッパキッと音がして気になるとのご報告がありましたので、対応させていただいています。
現況
音が鳴る場所は以前の廊下であり、天井は塗装していません。
他の部分(梁や柱など)はオイル系の自然塗料で塗装してある状況です。
砂壁などはクリヤー塗装済みの木板の横張り仕上げにリフォームされています。
床板は木目調フローリングです。
そして、雨天時にこの場所にて洗濯物を干しています。
推察
リフォームにより既存の吸湿性素材がカバーされている。
吸湿性を維持する塗料とはいえ柱・梁・枠などは塗装してあるため木の呼吸が多少減っている。
そのため、雨天時の湿気の移動が従来の状況と変化。
塗装していない天井に集中するのではないかと仮定し、
また天井材は無垢板材であるため湿気の集中により以前より吸湿伸縮が大きくなっていると考えました。
そのため、その伸縮によって周囲との摩擦時に出る音であるであろうと結論を出しました。
対応
集中している天井を梁や柱など同じ塗装を施工し、全体の呼吸を有している部分の吸湿性を同じにして緩和しました。
塗装中 完了
また、雨天後に連絡を取り、状況が改善できたのかを確認したいと思います。
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